【はじめに】
投稿の内容は、2026年2月現在の情報に基づきます。利用に際しましては、最新情報をご確認頂きますようお願い申し上げます。
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キャセイパシフィックに乗りたい。
航空ファンの筆者にとって、キャセイパシフィックはずっと憧れの存在でした。かつて、羽田↔︎香港にはB-747が投入され、キャセイのジャンボのアッパーデッキに乗るのを夢見ていた筆者。残念ながら747は退役し、その夢が叶うことはありませんでしたが、この度ついにキャセイに搭乗することができました。今回は羽田発香港行のCX543便を利用、エコノミークラスの搭乗レビューを2本の記事にわたってお届けします。

【フライト情報】
日付:2026年2月25日
航空会社:キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific)
便名:CX543
出発地:東京/羽田(定刻10:10発)
目的地:香港(定刻14:30着)
搭乗クラス:エコノミー(Y)
座席番号:44A(窓側)
機材:Boeing 777-367
レジ:B-HNE(機齢28年)

今回はキャセイが保有する機材の中でもかなりの大ベテラン、28年目のB-HNEにお世話になります。キャセイの日本路線といえば、最近では最新鋭機のAirbus A350も投入されており、路線と便によってはA350に乗ることができます(羽田は2月時点で全便777での運航)。しかし、いつ退役するかもわからない777。せっかくならということで、あえて777が投入されているフライトを選んでみました。
1. 学割でキャセイに乗ろう

前日からT3直結のホテル「ヴィラフォンテーヌグランド羽田」に宿泊していた筆者(宿泊の様子は、↓の記事からご覧ください)。6時半に起床、足早に準備を済ませチェックインカウンターに向かいます。
キャセイのチェックインカウンターは「L」。出発階に上がり、左手に進むと見えてきます。筆者は7時ぐらいにカウンターに着いたのですが、すでに数名の方が並ばれていました。GSの皆さんは集まって最終確認中。間も無くして、カウンターがオープンします。7時10分、出発のちょうど3時間前です。
スタッフにパスポートを渡し、預けるスーツケースをカウンター横のレーンに置いたところで、このように声を掛けられました。
「〇〇様、本日学割航空券でのご搭乗ですね。学生証のご提示をお願いします」
あ、そうだ。おれ学割で買ってたんだ。やばい、学生証持ってきたっけ。
落ち着きを装いながらも、心はバクバク。慌てて財布を探し、無事に学生証を発見、スタッフに渡します。

実は、学生向けの割引運賃を用意する航空会社はいくつかあります。今回のキャセイをはじめ、エミレーツ、シンガポール、ターキッシュ、エールフランスなど。割引率は様々ですが、キャセイの場合は10%(1割)引きになります。しかも、エコノミーの安い運賃でもフライト変更が1回まで無料でできたり、通常の運賃よりも受託手荷物の許容量が多いなど、いくつかの面で恩恵を受けることができるんです。
前々からキャセイの学割運賃の存在は知っていた筆者ですが、そもそもキャセイの運賃が全体的に高めなことから、なかなか乗れませんでした。しかし、今回意を決して学割で購入。来たる大学卒業を前にして、最後の”大暴走”であります。(学割航空券での搭乗の際は、必ず学生証を忘れぬようご注意ください!)

スタッフの方による確認も終え、無事に搭乗券をゲット。しかし、もしあそこで学生証を忘れましたってなったらどうなってたんだろう。搭乗拒否とかになってたのかな。ちょっと気になりますが、考えるだけで恐ろしいです。
足早に中央保安検査場に向かいますが、結構混雑していました。長蛇の列ができることで度々話題になる羽田T3の検査場ですが、この日はレーンをはみ出すほどではなかったものの、警備員の方が最後尾に立って整理をするレベル。朝7時なのに、いや朝7時だから?いずれにせよ、羽田T3からの出国の際は十分時間に余裕を持って動きたいものです(羽田だけじゃないですが)
2. プライオリティ・パスで朝ごはんを食べよう

こちらの記事はあくまでCX543便のレビューですが、せっかくなので筆者が毎度お世話になっているSKY LOUNGE SOUTHのご紹介を少しだけ。
出国審査を終え右に進み、108Bのゲート付近まで来ると右手に現れる自動ドア。こちらはプライオリティ・パスを持つ人しか入れない、いわばPP専用ラウンジです。24時間営業、アルコールを含むドリンクや軽食があるだけでなく、無料でシャワーを利用できることから毎回重宝しています。

筆者がありがたいと感じるのが、シャワー。特に長距離線を前にして、心も体もスッキリできるシャワーは最高です。今回は5時間ほどのフライトですが、国際線を利用する際は早めにラウンジに行ってシャワーを浴びるのが、筆者にとってのルーティンとなっています。
なお、こちらのラウンジは時間帯によっては入場規制がかかるほど混雑します。しかも、シャワールームに関しては3室しかないため、混雑時の順番待ちは必須。ちなみに今回は1時間待ち、過去最高で2時間待ちを経験したことがあります。筆者が毎度早く出国したがるのはこのため。たかがシャワー?と思うかもしれませんが、結構大事な”恒例行事”なのです。

スッキリさっぱりしたところで、朝ごはんをいただきます。いつもなら置いてあるカレーが、今日はありませんでした。提供しなくなったのか、朝の時間帯は提供していないのか、詳細は不明です。もっとも、おにぎりとカップの味噌汁があるので、それで十分。締めのアイスクリーム(ハーゲンダッツ)とコーヒーで満足したところで、ラウンジを後にします。
3. サテライトからの出発にご用心

今回搭乗するCX543便ですが、高い確率でサテライト(羽田T3の140番台のゲート)からの出発となります。筆者の体感ですが、出国審査を抜けてからサテライトのゲートまでは歩いておよそ10-15分かかります。先ほどご紹介したSKY LOUNGE SOUTHからならなおさらです。ファイナルコールで名前を呼ばれることのないよう、ゲートには余裕を持って向かいたいものです(好んで早めにゲートに行くのは、筆者ぐらいか笑)。

ゲートに向かうと、すでに今日の搭乗機の姿が。1997年10月に就航したB-HNEは、28年目の大ベテランです。昨夜、CX542便として羽田に到着し、一晩明かした後に再びCX543便として香港に戻るという運用。新しさではA350に敵わないかもしれませんが、いわば「男のロマン」を感じてしまうのは筆者だけでしょうか。非ER型の777に乗るなら今のうちということで、4時間20分の空の旅を楽しみます。

キャセイでは、事前改札をはじめに、Group1から6の順で搭乗となります。各グループごとに結構時間をとって、間隔をあけて案内しているのが印象的でした。乗客の数が多いから?機内が混雑しているから?などと思いましたが、復路の香港→成田でも同じような感じだったので、恐らく意図的にそうしているのではないかと予想します。
筆者が座る44AはGroup6のゾーンということで、順番が来るのを待ちます。どういった客層がこの便、路線を利用するのか気になっていたのですが、本当に様々でした。日本の方はもちろん、香港の方、さらには欧米系の方も。香港からヨーロッパ(特にロンドン)やオセアニア方面が充実していることもあって、乗り継ぎ需要は高そうです(復路の香港→成田もそうでした)。

機内が少し混雑していたようで、ブリッジの上で少し列ができましたが、すぐに機内に入ることができました。44Aの席に素早く着席し、シートベルトを締め、出発を待ちます。途中、機長とCAからの挨拶がそれぞれありましたが、機長は英語のみ、CAは英語、広東語、普通话、日本語でのアナウンスでした。
キャセイといえば、世界の航空会社の中でも屈指の上質なサービス、ホスピタリティを誇るエアラインの1つ。機内に入った瞬間から、クルーの皆さんの気さくでフレンドリーながらも、品のある感じを受けました。噂には聞いていましたが、本当に噂通りのサービスで、香港までの空の旅を快適に過ごせそうです。



44Aという座席を指定して、大正解でした。ロールス・ロイス製のエンジンを眺めながら、音を楽しみながら過ごす空の旅。いいフライトになりそうです。
さて、ここからの様子は「【学割使えるならキャセイ】CX543 羽田→香港の搭乗レビュー(後)」でお届けしたいと思います。機内食の内容は?Wi-Fiのスピードはどう?いろいろお伝えしていきますので、後半の記事もどうぞご期待ください!
ということで今回はここまで。旅は続きます。